2年前から取り組んでいる「栃木EDI推進コンソーシアム」のシステム構築が、いよいよ具体化します。
今年度の全国中小企業団体中央会(全中)の補助金事業に応募し、ほぼ決まりそうです。採択されれば中小企業向けの共通EDI及び簡易生産管理システムの構築を開始します。
2006年度は、事前調査・研究ということで、システム構築に向けて製造業での調査を行いました。2007年度にシステム構築を行うはずだったのが、経済産業省の補助金のルールが変わったため応募できず、1年間先送りになってしまいました。
今年度は経済産業省の補助金ではなく全中の補助金を受けて作業が進みそうです。
EDIについては、今年の2月に発表された「ITによる地域活性化等緊急プログラム」にも施策の一つに取り上げられており、ようやく中小企業庁も本腰を入れて取り組む状況になってきています。
今まで中小企業にEDIが普及しなかった原因はいろいろありますが、中小企業を含めた日本全体の生産性を高めるためには避けて通れない重要課題です。導入価格が安くて、生産の効率に効果があり、IT活用レベルがあまり高くなくても導入できるEDI、発注する大企業側から見てもメリットがあるEDIをぜひ構築したいと思っています。
日本の大企業ではほとんどのところがEDI導入済ですが、一方でほとんどの企業で100%の発注をカバーすることはできていません。発注相手は中小企業だからです。専用線でしか使えないEDIや、使用料を月に数千円から1万円(一企業で)も払わせるようなEDIは絶対普及しないでしょう。
まもなく補助金の採択が決まると思いますが、来年2月の実運用に向けてシステム構築を成功させ、また参加企業も大きく増やしたいと思っています。 またそれをきっかけにして中小企業のIT経営の前進も図りたいものです。