「政治の問題」カテゴリーの記事

ガソリン税の混迷

5月に入ってガソリン代が元に戻りました、というより、もっと上がりました。今週の初めには118円/Lだったのがいきなり150円/Lになってしまいました。

衆議院は自民・公明の圧倒的多数、参議院は野党の多数、という中での1ヶ月だけの暫定税率廃止。「暫定」が30年も続く異常は是正されなければならないし、年間25000kmも車で走る僕にとってはガソリン代は大問題なのですが、地方自治体の財源問題も無視できません。与党と野党の勢力が拮抗する中で、国民の立場に立った議論をする成熟した政治を進めて欲しいものです。

さらに連休明けに問題になりそうなのが道路整備財源特例法の改定です。これは道路特定財源の法的根拠となるもので、今後10年間にわたり道路特定財源を維持する法律です。福田首相は道路特定財源を2009年度から一般財源化する、と言っていますが、その方針とは明らかに矛盾します。

一方で「来年から一般財源化する」と言い、一方で10年間道路特定財源を維持する法律を作る。このようなことが平気で行われる日本の政治のモラルの低下を感じます。政治のモラルの低下が経営のモラルの低下につながるのではないか、教育のモラルの低下につながるのではないか、さらに日本全体の低下につながるのではないか、とても危険な状況だと思います。

「ねんきん特別便」の無駄遣い

社会保険庁が送付した48万人の「ねんきん特別便」のうち、訂正を求めてきた人はわずか5%だそうです。

もともとこの「48万人」分は記録が漏れている可能性が高い人たちで、その結果未回答が6割以上、回答してきた人たちの中でも「訂正あり」がわずか2万人しかいなかったのは、やはり当初から言われてきたようにこの「特別便」に不備があったのではないか、と考えるのが自然です。

厚生労働省も内容の見直しに乗り出すようですが、これで「特別便」の再送が行われるようになれば、また数百億円が無駄になります。

「なりすまし」を警戒して、あくまでも「申請主義」にこだわるお役人たちのやり方を見るにつけ、こういう問題の根深さを感じます。

本当に国民の立場に立って物事を事前によく企画すれば、最初はお金と手間がかかったように見えても結局トータルではコストがかからなくなります。国民の税金で安定した仕事についている方々にはよく考えてもらいたいものです。

言葉のあやと意識的なごまかし

「1975万件の年金は名寄せが困難」という情報が発表されました。「参院選の時の公約はどうなったんだ」という怒りの声が聞こえてきます。当然ですよね。

自民党の言い訳もすごい!

「選挙中だから縮めて言った」(!!???)

平気でこういう言い訳を言う神経がわかりません。せめて素直に謝れ!と言いたいです。大体、名寄せのプログラムはできてもデータが完全でなかったら名寄せ作業は完了しないのはあきらかです。

今日も福田総理が、 「名寄せが完了する」と言っただけで、それを「完全に解決する」と誤解された、と言って表現の不十分さを謝っていましたが、言葉のあやを利用して意識的にごまかしたと言われても仕方ないでしょう。名寄せプログラムが完全に動くことを「名寄せの完了」と言ったとでもいうのでしょうか。

現実にこの問題を解決するのは途方もない困難があると思います。日本の指導者の方々がそれを認識してきちんと説明することが政治のモラルでしょう。

有名企業の不祥事も続いています。本来国民に対して模範を示すべき人たちのモラルの低下は深刻です。

「小沢一郎」型リーダー

「大連立」の騒ぎは表面的には一応収まりましたが、今回の仕掛け人が読売の渡辺氏だったことが明るみに出て、財界の思いがあらわになりました。その意味では、この動きは今後も繰り返し出てくるでしょう。

小沢氏は辞任取り消しの会見で「東北人なのでしゃべりが下手」と言い訳していましたが、もし本当だったら、一国の総理大臣になろうとする人物がそれでいいの?と思います。小沢氏個人は有能なんでしょうが、組織のリーダーとしては問題ありです。

地方にもすばらしい会社があり、すごい!と思う社長がいらっしゃいますが、ナンバー2がいないケースがよく見受けられます。社長が何を考えていて、会社を将来どういう方向に持っていこうとしているのか、その絵が社員から見えず、社員の日々の業務と結びついていることが見えなければ、社員も伸びません。

どんな小さな会社でもリーダー(社長)の頭の中がよく見えないと会社はうまく動かないものです。会社の戦略の「見える化」は会社の大小に関係なく、必須です。社長自身にとっても自分の頭の中を客観化することは、考えを整理する上でとても有効だと思います。

まず戦略マップを作ってみましょう!

<IT経営に役立つ戦略マップの例>

小沢代表が辞意

「大連立」構想に関する混乱の責任をとって、小沢民主党代表が辞意を表明しました。

結局、小沢氏は大連立をしたかったようです。

自分の意見が役員会で認められなかったからいきなり辞意表明をするなんて、どういう腹なんでしょうか?当然慰留されるでしょうから、それによって再度求心力を得られると踏んでいるのか、たとえ本当に辞めることになっても自分についてくる人間を集めて新党を結成して政界再編を狙うのか、いずれにしても国民の願いとは別のところでの権力争いの感じがします。

いっそ大連立をやって、対立勢力として共産党と社民党が統一したらどうでしょうか。(あまり実現性は無いかな?)

いずれにしても、もっと国民生活に近いところでの議論や対決をやって欲しいものです。

「大連立」なんてとんでもない!

自民党と民主党の大連立の話が持ち上がり、政界は大揺れです。

民主党は役員会で直ちに拒否しましたが、そもそも福田・小沢会談の場で、なぜすぐに小沢代表が拒否しなかったのか、本当に福田総理が持ちかけた話なのか、密室での党首会談をなぜやったのか、等々、なぞが多すぎる一連の動きです。

小沢代表は、もともと自民党の中でもタカ派だった人ですから、民主党の代表という立場があまりそぐわない感じです。本音は、なんらかの形で自民党と連立して、政権に入ろうと思っているのではないでしょうか。

「大連立」は戦前の大政翼賛会を想起させます。絶対あってはならない形です。価値観が多様化している現代社会の中で、最低限2つの対立する勢力は必要です。僕自身はもっと多数の政党が存在して多様な価値観を代表し、政権はその中で政権政策で一致する政党が連立して作ればいいのではないか、と思っています。その意味では小選挙区より比例区の方が国民の意見を反映しやすい仕組みです。

なのに、大連立なんてとんでもない!そんな形になったら、働く国民の意見はもっとないがしろにされてしまいます。中小企業の未来は真っ暗です。小沢氏は自分がなんとしても政権に入りたい、総理大臣になりたい、だけではないのでしょうか。

秋晴れがなくなる・・・

最近、すっきりと晴れる日が少ない、と感じます。

普通、9月より10月の方が晴れる日が多いのだそうですが、この30年間の統計を見ると、確実に10月の雨降りが増えているのだそうです。

原因は、秋雨前線と台風。

10月になっても太平洋高気圧が強いので、秋雨前線が南下しにくく、日本付近に停滞して天気がぐずつくことが多くなるのだ、という話です。台風が日本付近で多く発生するのも、海水温の上昇が原因ではないか、と言われています。

予想外に早い地球温暖化の影響。秋晴れがなくなってしまうのでしょうか。

無責任な首相退陣

安倍首相がいきなり退陣表明をしてしまいました。

国会で所信表明をしてすぐに退陣なんて、実に無責任です。自衛隊の海外派兵を「国際公約」と言って(国会の決定がないままの公約なんでありえないはずなのに)いたはずなのに、それもどうするんだろう、って感じです。

ストレスによる胃腸障害という診断もあるようですが、一国の総理大臣がストレスで倒れないで欲しいと思います。我々一般庶民だってけっこう大変なストレスの中で働いていて、簡単に「辞める!」なんて言えないんですから。

そういえば「教育の再生」も安倍総理の大きなテーマでしたが、総理大臣がこんなザマでは教育的にもよくないんではないでしょうか。

自民党の総裁選は23日に投票だそうです。国会はそれまで何も進みません。参院選後にあれだけ批判を受けながら辞めずにいて、今頃政治の停滞を作らないで欲しいものです。

ネットカフェ難民が5400人

厚生労働省の調査で、全国で5400人がネットカフェに寝泊りしていることがわかったようです。推計の数ですから、もっといるのかもしれませんが、かなり増えてきていると思われます。

業界団体では「差別用語」だとして、ネットカフェのイメージの低下を危惧しているようですが、適切な言葉かどうかという問題もありますが、いずれにしても「ホームレス」の一つの形であることは間違いないでしょう。

年齢層は、20歳代が一番多く、次が50歳代だそうです。その意味では他人事ではありません。再就職が厳しい中高年層の実態の一面なのだと思います。

リストラを支援し、非正規雇用者を増やしてきた政策の結果です。安倍内閣の顔ぶれは変わっても、基本的な政策の変更があるかどうか、国レベルのしっかりした対策が必要です。

丸川珠代さんの不見識

参院選東京選挙区に自民党から立候補している丸川珠代さんが、住民登録の遅れで選挙権が無いことが判明しました。

丸川さんはTV朝日のアナウンサーとして03年6月にニューヨークに赴任し、04年6月に帰国したそうですが、それ以来住民登録をしてなかったようです。ということは、2005年に行われた総選挙では投票しなかったのでしょうか。今年の地方選も投票しなかったことになります。

また、住民税も納めてなかったのでしょうか。

国政選挙に出馬するような人がこんなレベルでいいのでしょうか? 自民党も著名人を集めることにあせってこんな人まで担ぎ出したんですね。あきれた話です。