2006 年 12月

2006.10.1 失恋休暇!?

企業の労働環境も変わりつつあるようです。・失恋したことを自己申告して休暇が取れる(ただし年に1回のみ)。
・誕生日休暇、結婚記念日休暇を取得できる。
・会社にペットを連れてきてもいい。
・事務用いすの代わりにバランスボールに座って仕事をする。
・残業してはいけないIT企業(社長も定時に退社)。

直接的には、労働市場が「売り手市場」になっている中で(本当かな?という気もしますが)、若い労働力を確保するために企業が打ち出している新規社員獲得策という面がありますが、これからの労働のあり方も示唆しているように思います。

失恋休暇を就業規則に定めている会社でも、入社してくる社員の方は「こういうことを認めてくれる会社なら自分のアイデアも聞いてくれるんじゃないか」という感覚を持って入社を希望するようです。

人生を会社に捧げるのが美徳とされた時代は終わり、自分の時間も大事にしたい、プライベートも充実したいという若者が多くなっているのでしょう。
一方で仕事のやりがいを求める傾向も強く、結局は仕事とプライベートのバランスでしょうか。

2006.9.27 Tokyo Girls Collection

ファッション界のあらたな流れなのでしょうか?代々木の体育館に2万人以上を集めて、6時間も続いたイベント、そしてその中で売上2000万円!
このエネルギーはなんでしょうか。

ファッションショーをしながら、手許のケータイで注文する若い女性たち。

次から次と披露されるファッションも、「こんな衣装、だれがどこで着るの?」というような服ではなくて、一般の人が街中やパーティなどで着られるようなデザインで、価格も1万円台から数万円ですから、普通の価格です。

ファッションショーの写真は数分後にはサイトにUPされ、会場に来られない人もネットで注文できます。

一部の業界関係者からは「こんなの一時の流行よ」という声もあるようですが、僕はそうではないような気がします。
買い方が変わって来ているだけではなくて顧客の要望をつかむ方法、もっと言えば製造や販売への顧客の参加の仕方が変わってきているんではないでしょうか。

従来のファッションショーやデザインの世界がなくなるとは思えませんが、新しい流れができて来ていて、それが一つの潮流として成長していくことは確かな気がします。

2006.9.24 那須高原 ミセスポージー

天気がよかったので前から行きたかった那須高原のミセスポージーにお昼を食べに出かけました。
場所はりんどう湖ファミリー牧場の入り口の向かい側で、車で15分くらいです。

バラ関係の雑貨やカントリー風のかわいい小物なんかが豊富に揃えてありました。
欧風のレストランで周りの風景を眺めながらゆっくり食事しました。

建物の前と裏にナチュラルなガーデンがあり、特に裏側の庭はかなり広くて、自然の川も流れていてすごいな、と思いました。
今年の夏、実家に帰った際に、長野県の蓼科高原にあるバラクラ(ばら色の暮らし)イングリッシュガーデンに行ったのですが、そこの雰囲気を思い出しました。

残念だったのはあまりにも自然のまま、というか手入れがされてないようで、放置状態。
雑草が多少生えているくらいならいいんですが、場所によっては雑草のために道が通れなくなっていたり、その向こうには朽ちかけたベンチがそのままになっていたり、アルミ缶が転がっていたり、で、広い庭園を歩き回りたかったのですが、隅々までは行けませんでした。

バラクラはそういう点はとてもしっかりしていて、手入れや掃除をする方が庭園の中で仕事をしていましたし、それでいて人工的な匂いがあまりしませんでした。
何でもイギリスから専門の造園職人を呼んで作った庭だそうで、お金もかけ、手間もかけ、コンセプトもしっかりしている感じでした。

ミセスポージーも、環境的には恵まれていて(那須高原にあり、それもりんどう湖の向かい)それを生かしてお金をかけるところにはかけた方がいいですね。
夏の間だけ、リタイアしたガーデニングが好きな方に依頼してもいいし、方法はいろいろあるんではないかと思います。かなりひろいガーデンなので、専門に庭を手入れする人がいないとたぶん間に合わないでしょう。まさかお金をケチって庭の手入れを店の店員さんたちの片手間にさせている、なんてことをやっているんではないとは思いますが、、、

ちょっと残念な気持ちでした。

那須高原 ミセスポージー
http://www.661st.com/posies/

蓼科高原 バラクラ(ばら色の暮らし)イングリッシュガーデン
http://www.barakura.co.jp/

2006.9.22 Web 2.0

2006年09月22日 02:07

今日は理事を務めているITマネジメント・サポート協同組合(ITMS http://www.itms.or.jp/ )のセミナー講師をしてきました。

テーマは「Web新時代の経営戦略」

あまりにも広範な内容で、6月に講師が決まってから10冊以上の本を読みました。

改めて思ったのは、汎用機・オフコンからパソコンの時代へ転換していったITの変革の時代(90年代前半)に匹敵するような大きな転換期だ、ということです。
インターネットがコモディティ(日用品)化し、若い世代を中心に自然にネットワークを使いこなす世界が我々に何をもたらすのか、これからそういう道具をどう使っていくか、大きな課題だと思います。

今見えていることは、今までとは違ったレベルで顧客主導になっていき、それに気づかず今までどおりの押し付けがましい宣伝や営業を続ける企業は、多くの顧客から取り残されていくだろう、ということです。

中小企業にとってはとてもやりがいのある、面白い時代だという気がしています。

2006.8.10 不思議な人たち・・・

2006年08月10日 00:39

先日流れるプールの吸水口の事故がありましたが、普通のプールでも吸水口に吸い込まれた死亡事故が以前から何件も起きていたようです。
検証によると、15~20cmの吸水口から吸い込む力は200kgにもなるそうで、大人が2,3人でも引っ張り出すのは難しいでしょう。
ひざあたりがはまってしまうと、水中に長時間沈んでしまうことになり、当然死に至ります。

90年代からそれらの事故が起きるたびに、文部(科学)省から何度も通達が出て、各県の教育委員会などに注意を促していたようですが、不思議なのは何度も同じような通達を出している文部(科学)省側は、通達どおり現場が改善されていないのをどう思っていたのでしょうか?
そもそも現場の状況を改善させるために通達するのですから、「通達を出したから仕事は終わり」では意味がないでしょう。担当部局の人たちはそういう矛盾を感じなかったのでしょうか?
僕らのような一般庶民の感覚からすると、とても不思議な人たちです。

もっともそういう「不思議な人たち」を作り出している組織文化こそが問題の本質なのでしょう。

2006.8.6 ヘンなメール

2006年08月06日 22:00

「メールアドレス確認」とかいう件名のメールが来ました。

本文には、
「あなたのメールアドレスが正しく登録されていませんので下記にアクセスして下さい」とあってURLが記述してありました。

「正しく登録されていない」アドレスにメールが届くわけないじゃん!!と思いながら、即刻削除しました。

最近のSPAMメールはいろんな件名をつけて手を変え品を変えて送りつけてきます。

メールソフトやウィルス対策ソフトなどで100%防げればいいのですが、そういう技術はまだ開発されていません。
ウィルス対策ソフトの自動更新やウィルス対策がしっかりしてあるプロバイダを選ぶのはもちろんですが、「最後のとりで」は自分自身なので、みなさん気をつけましょうね。

2006.8.4 市営プールでの死亡事故の背景

2006年08月04日 01:40

埼玉県ふじみ野市での流水プールで痛ましい事件が起きました。
7年しか生きられなかった女の子がこれから生きられたかもしれない長い人生を思うと本当に痛ましい限りです。

連日新たな事実が明らかになり、事故と言うより人災、犯罪に近いのではないか、という気がしてきます。

民間企業の立場で考えると、

・市から管理業務を受託して、市との契約に違反して丸投げした会社(太陽管財)
・実際にプールの監視業務を請け負いながら、泳げないアルバイト監視員を雇い、緊急時の対応も教育しなかった会社(京明プランニング)

いずれも経費を安くして儲けることだけを考え、請け負った仕事を契約を守って必要な作業レベル(作業品質)で実施する、という当然守るべき線を踏み外してしまったわけです。

これらの会社が直接的に責任を問われるのは当然ですが、昨今の世の中の風潮がその背景にあるのではないか、と考えざるを得ません。

正社員を減らし、パートや人材派遣に作業を委託して人件費を減らしてきた多くの企業、それを推奨してきた小泉政治。5年前はあまり問題になっていなかった格差(地域格差、所得格差など)の広がりは、決してこの間の政府の政策と無関係ではないと思います。
フリーターや非正規雇用の増加が所得格差を産むだけでなく、人生に絶望した若者の犯罪への入口になっていないでしょうか。

ここら辺で少し足を止めて世の中の動向、自分の身の回りの様子を考えてみることも必要かと思います。

2006.7.27 代引き詐欺とお役所仕事

2006年07月27日 02:11

最近郵便局の代引きを悪用した詐欺が多くなっているそうです。

郵便局の代引きは、依頼者側の本人確認があまり行われず、勝手に他人(例えば社会的地位のある団体名など)を名乗って発送できてしまいます。
また受取人に対しても内容について覚えがあるかどうかの確認を行わず、覚えが無ければ受け取りを断れることも説明せず、「配達してきたんだから受け取ってもらわないと困る」というようなことを言う配達員もいるとのことです。

詐欺とわかって郵便局に返金を求めても、応じてくれないようで、「郵便局は詐欺の片棒を担いでいる」との批判もあります。

民営化されるといってもやはり官僚的な仕事ぶり。自分たちは配達だけすればよくてあとは知らない、とばかりの態度です。

実は、郵便局のマニュアルでも、代引き依頼者の本人確認をすること、配達先に受け取りを拒否できることを説明することなどは明記してあるにも関わらず、現場の担当者には全く徹底されてないのだそうです。

先日京都地裁である判決が下されました。
アルツハイマーの80歳を超える母親をかかえて生活苦のために心中をはかった50代の息子が殺人罪に問われた事件です。

その人は看病のため仕事を辞めざるを得ず、役所に生活保護の申請をしましたが、その時に失業給付をうけていたため生活保護を受けられませんでした。
その時、役所の担当者が「失業手当が切れたらまた来て下さい。」と一言言えばよかったのに、本人は「もう生活保護を受けることはできない」と思い込んで、そのため家賃も払えず、食費も無くなり、母親を殺して自分も死のうとしたのだそうです。

「地裁が泣いた」と報じられたこの事件は本当につらい事件で、役人が自分の分担している仕事の範囲に閉じこもらず、ちょっと住民の立場、気持ちを考えてあげれば済む事なのに、と思ってしまいます。

制度の不備もあるのでしょうが、現場でのちょっとした思いやりだけでも救われる人はたくさんいるのかもしれません。
公務員だけでなく民間企業でももう少し「顧客の立場」を考えてみる必要があるのではないかと思います。

2006.7.25 Microsoft離れ

2006年07月25日 00:06

ブラウザは何を使っていますか?
メールソフトは何を使っていますか?

ほとんどの人は、Internet Explorer と Outlook express でしょう。
(MACユーザーはちょっと違うと思いますが)

しかしここ1、2年微妙に変わってきているようです。
Internet Explorer は1年間で2%減少、Outlook express は10%減少しています。

僕も仕事上多くの方が使っているものを、と思って、Internet Explorer と Outlook expressを使ってきましたが、最近、Firefox と Thunderbird に変えました。

アドレスなどのデータがたくさんあって、移行ツールでは完全にやってくれないので、結局1日がかりになってしまいました。
でもFirefoxは軽いですね。Thunderbirdもフィルタ機能、それからSPAMメールの学習機能がしっかりしていて、Outlook expressより総合的にいいと思います。

Windows XP は2009年でサポートが打ち切られます。来年当たり Windows Vista が発売されるようですが、この機会にOSSに乗り換える流れをぜひ作りたいです。

政府や自治体はOSSを推奨していますし、栃木県の二宮町では今年役場内のPCを基本的にすべてOSS(Linux)に置き換えました。
ブラウザやメールソフトはもちろんですが、ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトも、OSSとして提供されている無料のものがあります。(EXCEL,WORDとの互換性もほぼあります)

一般のユーザーが乗り換えるにはたくさんの壁があるので簡単に薦められないのですが、政府や自治体の積極的な後押しとともに、ITベンダーの皆さんも新しいビジネスとして挑戦して欲しいものです。

2006.7.24 パロマの同族経営

2006年07月24日 00:49

パロマのトラブルに対する対応が問題になっています。
昨年来の松下電器の温風暖房機の時と比べると対照的です。

松下電器は問題のあった機器の周知のために、抑えてあったTVのCM枠をすべて充てたそうです。
新聞にも大きな広告が何度も掲載されました。
それでも100%修理は難しかったでしょうが、少なくとも企業側の必死さは伝わってきました。
いろんな思惑はあるにせよ、あの時点でできることをすべてやろう、とはしていたように見えました。
そのため240億円を使ったそうです。

パロマは未だに自ら積極的に対象機種を探し出すことをしてません。
顧客から言ってくれば対応する姿勢です。

上場してないからといって、企業の社会的責任がなくなるわけではありません。
すでに多くの人命が失われ、20年近くも放置されていたことですから、会社として全力を挙げて対処するべきでしょう。

4代目にもなり、それなりに市場を押えている大きな企業だから、目が内側に向いてしまっているのでしょうか。
同族経営のマイナス面が出てしまった例なのでしょう。

社員のモチベーションも落ちるばかりではないでしょうか。