2007 年 5月

ベンチャーの気概

先週の土曜日、埼玉県ベンチャー支援センターで、中村修二教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)の講演が行われました。中村教授は青色発光ダイオードの発明者として知られる方です。

大変個性的な方で、いわゆる「優秀な学者」タイプではありません。

「大学を出て大企業に就職することがベストな選択だ、というのは間違っている」
「日本の大学受験が悪の根源で、そのために日本はダメになる」
「大学受験はウルトラスーパークイズで、学生の成長には役立たない」
「平均的に5教科ができる必要はない。何か一つできればいい。一芸に秀でることこそが大切」
「日本のベンチャーは、起業する年齢が高すぎる。学生や20代の若者がどんどんベンチャーを起こしているアメリカに勝てるわけがない」
「日本の司法制度は腐りきっている。証拠調べもいい加減、証人も義務になっていない。真実に基づいてではなく、多数の利益、公益に従って判決が下りる」

納得できるところも、首をかしげるところもありましたが、個性の強さが印象的で、やはりベンチャーとしての気概なのかな、と思いました。

日本とアメリカはベンチャー資本の状況が全くことなるので、簡単に学生や企業家が会社を立ち上げるわけにはいかない事情もありますが、それでも若い方々がいろんな分野でチャレンジャーの気概を持って前に進むことは必要なことだと思います。

中村教授自身も徳島大学を卒業して中小企業(従業員180名)に入社したそうですが、大企業に就職するばかりが生きる道ではありません。ベンチャーの気概を持って、地方の中小企業にもどんどん来て欲しいし、中小企業側もそういう若者を受け入れられるだけの魅力ある職場を作って欲しいものです。

オオデマリとコデマリが満開

庭のオオデマリとコデマリが満開です。

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4年ほど前に小さな苗を植えたのですが、いつの間にか大きくなり、オオデマリは2m以上にもなりました。

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北側の入り口のところに植えてあるライラックはもう散りましたが、庭のヒメライラックは今が満開です。これも3,4年前に植えましたが、高さは1mくらい。もう上には伸びないのでしょうか?

ITコーディネータ全国コミュニティ大会

先週、ITCの全国コミュニティ大会(第9回)が開かれました。

ITコーディネータの場合、本部-県支部というような組織形態ではなく、ITCが地域のつながりや出身企業のつながり、同じ目的の方同士のつながりなどで任意に団体を作ることができ、それをITコーディネータ協会に届け出る形になっています。

栃木県には、任意団体としてのITCとちぎがあり、さらに僕が理事を務めさせて頂いているITマネジメント・サポート協同組合(ITMS)に3人が個人会員として参加しています。ITMSは関東地域を対象地域としている組合なので、その意味では栃木県で唯一のビジネスを目的としたITC組織と言えます。

今回のコミュニティ大会には全国から96組織の代表が集まり、ITCとしてのビジネスをどう発展させていくかについて議論しました。

資格ができてから6年経ち、成功事例もそれなりに生まれていますが、一方で各地のITC組織は、一部のボランティア活動ができるITCの方々に支えられていて、ビジネスとして成り立っている例は数少ないようです。

中小企業への戦略的IT活用の必要性はずっと叫ばれているのに、なぜなかなか進まないのか、ここら辺でITコーディネータ協会や中央の組織の方々も真剣に考えて欲しいものです。

NTT東日本の通信障害

昨夜のNTT東日本の通信障害で、我が家もインターネットへの接続ができなくなりました。

夕方の7時前くらいから11時くらいまで接続できず、ルーターが壊れたと思い、だったらすぐにあたらしいルーターを購入して設定しなきゃ、困った、と思っていました。

Bフレッツの接続なので、以前からIP電話にしようか、と思っているのですが、最近こういうことが何度も起きるので、躊躇してしまいます。

以前にNTTの社長(?)が記者会見で「あたらしい技術なので経験が少なくよく分からないこともある」というようなことを言っていました。技術者としてはそういう理屈は分からないことはないですが、顧客としては「それはないだろう!」と思います。

そういう不安定な仕組みをどんどん拡販してもいいのでしょうか?
今回のトラブルの原因は、1台のルーターを取り替えたときに、ネットワーク内で新たな機器を認識しなおす必要があり、すべてのルーターで経路情報の書き換え処理が発生したため(それはそうでしょう)、予期しない(本当に?)大量のデータ処理が始まってしまった、そのため多くのルーターがダウンした、とのことですが、NTTのIP網を管理しているようなレベルの高い技術者が、そういう予想ができなかったのでしょうか?また、ルーターの交換は今回が初めての経験なのでしょうか?

疑問です。

庭に小径を作る

長年の懸案(?)だった庭の小径を作り始めています。

以前からそのつもりで少し砂利を入れて、そこを通るようにしていたのですが、まずは路盤材(砂利と砂の混ざったもの)を入れます。

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その上に川砂を少しまいて、そこにログボード(枕木風のコンクリート板)を乗せます。できるだけ平らになるように水平器で調整します。デッキからつながるところは少し坂になっているので、傾斜をつけました。

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要するにただ置くだけなので、歩いても動かないようにきっちりと安定させるのは案外難しいものです。でも土を掘って本物の枕木を埋めるよりはかなり簡単です。

小径の両側にレンガを斜めに埋めて花壇との境界にします。ログボードの間や境界のレンガとの隙間に砂利を入れれば完成!

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でもまだ全体の数分の一しかできていません。休みを利用して少しずつやろうかと思います。
でも梅雨の前には完成したいな。

地元の若者が入りたい会社

テクノ産業の社長、秋間氏と一緒に塚田ゼミに参加しての帰り、新幹線の中でいろいろお話しましたが、その中で「地元の若い人たちが入りたいと思うような会社にしたい」ということをおっしゃっていました。

そういえば、エルコア(那須塩原市の水道工事・管工事業)の津久井社長も同じことをおっしゃっていましたし、小山市にあるシンデンの八木社長、ツカサ精密の渡邊社長からも同じ思いを聞いたことがあります。

僕のわずかな人脈の中でこれだけの方が同じ思いを持っているということは、もっともっと多くの経営者の方がこういう願いを持って頑張っているということでしょう。

これこそが地域活性化の原動力だと思います。

「ミニ産学連携」の始まり

テクノ産業の秋間社長と共に、東洋大学マーケティング学科の塚田ゼミに参加してきました。

テクノ産業の製品である幼稚園・保育園向けのパッケージ「キッズセイバー」の営業展開について、マーケティング学科の若い方々のアイデアを頂けないか、という主旨で、以前から塚田教授にお願いしていたものです。大学の講義やゼミに参加するのは本当に何十年ぶりのことで、最近の若い学生さんたちの生の雰囲気も知りたい、という気持ちもありました。

最初に、僕からのITCに関する説明、次に秋間社長からの商品説明を行ってから皆さんの意見や質問を聞きました。

30人くらいのゼミ生の皆さんが意外とおとなしく、発言が遠慮がちだったのが不思議でした。もっと活発に議論が行われて、ネガティブな意見も出てくるだろう、と思っていたのに、そうでもなく、ちょっと拍子抜けでした。田舎から出てきたオジサンが2人、いきなり参加してきたので、皆さん、どう発言したらいいのか戸惑ったのかもしれません。

でも最後には関心のある学生さんが2,3人手を挙げてくれて、改めて機会を作って話を進めることになり、出かけていった甲斐がありました。

小さな小さな産学連携ですが、地方の中小企業にとっては大変刺激になり、ありがたいことです。学生の皆さんにとっても、企業の現場に参加することでなんらかの経験にして頂ければ、将来きっと役に立つと思います。

今後の展開が楽しみな一日でした。

経済産業省のIT経営ポータル

経済産業省がIT経営ポータルを立ち上げました。

国のIT新改革戦略に基づいて構成してあって、内容もそれなりに充実しています。

IT経営は単なるITの導入促進ではありません!」のページや、「ITの活用に関する日本の現状」のページは、ITコーディネータがいつも企業に訴えて回っていることで、書いてあることはまさにその通りだと思います。 こういう観点を中小企業の経営者の方々にぜひ広めて行きたいと常々思っています。

また「IT経営力診断」のページもあり、 企業の経営者の方は一度試してみてはいかがでしょうか?

ただ、全体の内容に関する印象としては、やはり中堅企業以上が対象のような気がします。

年商数十億以下、特に年商10億以下のような企業の経営者の方が使うには、まだズレがあるような感じがします。

小規模企業のIT経営化については実績も少ないので、それなりのコンテンツが準備できないのでしょうが、 小規模企業にとって役立つ「IT経営ポータル」があるといいですね。・・・というか本当は自分で立ち上げたいと思っているのですが。

TVとインターネットの融合

以前にも書きましたが、CMでキーワードを表示して、インターネットで検索するように誘導するものが増えています。

2005年には53件だったのが、2006年には400件以上になったそうです。

TVとインターネットとの融合が着実に進んでいるのでしょうか。

僕のメールの署名も、以前はこのブログのURLを書いていたのですが、最近はそれに加えて、「 「ITC福沢」で検索!」という文言を入れました。

今度名刺を増刷するときは、名刺にも入れようかと思っています。「IT経営で検索!」と書けるくらいに検索順位が上がるとうれしいですけど。

宮殿工場

最近話題のCMに「宮殿工場」の前で踊っているのがありますね。

あれは本当にそういう建物を作って、工場として使っているんですね。驚きました!

宮殿工場

85億の建設費がかかっているそうです。無駄という気もしますが、でも実際に工場が必要で、普通の工場を建設するのに比べて多少お金がかかっても、宣伝効果などを考えると案外面白いアイデアかもしれません。

工場は愛媛県今治市にありますが、観光スポットにもなっているそうです。社員の方々も殺風景な工場に出勤するより、広いきれいな庭のある「宮殿」の方が楽しいかもしれません。CMも社員100人が参加して3日がかりで撮影したそうです。

地方で、土地が安くて広い場所を確保できたことも条件の一つでしょう。

あまり堅苦しく考えずに、楽しそうなこと、面白そうなことを自由な発想でやる方が好きです。

そういえば、僕の顧問先のツカサ精密でも、ドーム型の工場を作る計画があります。そこで板金と他のもの(木、陶器、和紙、竹など)を組み合わせた新しい製品を開発しようとしています。

夢があって楽しいですね。