2007 年 6月

丸善とアマゾンが共同ブランドストアをオープン

丸善が、現在運営している「丸善インターネットショッピング」をリニューアルするに当たり、アマゾンと提携して共同ブランドストアとしてオープンするそうです。

http://www.maruzen.co.jp/cgi-bin/mis2005?Cgifrom=m2-gud-100

果たしてアマゾンが丸善を飲み込んでしまうことになるのか、お互いに対等の立場で、あるいはリアル店舗で強い丸善とインターネットショップで強いアマゾンがうまく協業していくのか、こういう形の日本の書店とアマゾンの提携は初めてのことなので、どう展開していくか大変興味深いところです。

僕の希望としては、単純にどちらかが片方を飲み込んでしまうのではなくて、それぞれの強みを生かしての協業が発展し、その結果消費者の利便性が高まるのが一番いいと思っているのですが、、、

牛肉の偽装だけではなく、、、

北海道のミートホープ社の牛肉偽装の問題が報じられています。

報道され始めた段階から、記者会見の社長の態度がとても不真面目に思えて不快でした。

その後、牛肉の偽装だけでなく、次々にいろんな問題が明らかになってきています。

・大手鶏肉メーカーと同じデザインの袋を無断で作成し、その袋に輸入品の肉を国産品と偽って詰めて販売(20年ほど前から)
・1.8kgの肉に水を200g追加して冷凍して2kgとして出荷
・賞味期限切れの冷凍食品(コロッケなど)を安く買って、賞味期限のラベルを貼りなおして販売
・牛肉100%の商品に豚肉だけでなく、鶏肉も入っていた
・給食用鶏肉にブラジル産を国産と偽って出荷していた

この会社は偽りだらけの会社だったようです。

年商16億だそうですが、おそらく100人以上はいた社員は、こういう事実をずっと黙っていたのでしょうか。社長のワンマン会社が、ひとたび「ルビコンを渡る」と、どこまでも落ちていくのでしょうか。

モラルの低下は恐ろしいものです。自社の中にこういう事態をチェックする仕組みを作っておく必要があります。

都内の温泉

渋谷でスパ施設が爆発事故を起こしました。

徐々に明らかになってくる事実を見ると、経営側の安全対策の不備がその大きな原因となったようです。

地中深く(1500m)からくみ上げられる温泉には天然ガスが含まれていて、それを地上で温泉とガスに分離する設備があるのですが、今回のスパではそれが建物の地下に設置されていました。専門家のコメントではそれ自体ガスが部屋に充満する可能性が高まるので、とても危険だ、ということです。

ガス検知器も設置されておらず、分離器の点検も行われていなかった、ということで、経営側が危険を認識していた形跡がありません。本当にそういう危険があることを知らなかったとしたら、そもそもスパ施設を作る資格がないと言えるでしょう。

最近都内に温泉が増えています。都内では1000mから1500mも掘ればどこでも温泉が出るそうです。技術の進歩で安価に深い井戸が掘れるようになり、身近にリラックスする場所が欲しい、という都会人の需要もあってそういう施設が増えているのでしょうが、力任せ、技術任せでどんどん進むのには危うさを感じます。

ストレスが多い現代社会の様相、長期に休みを取ってリゾートに行く余裕もない都会人。そういう構造こそ変えなければならない根本の問題ではないでしょうか。

5000万件に加えて1430万件!?

宙に浮いた5000万件の社会保険が大問題になっています。

さらに今日の国会で、1430万件の放置された台帳があるということが明らかになりました。それに対しての柳沢大臣の答弁も歯切れの悪いものでしたが、社会保険庁の緊急会見では「その中の多くの方が亡くなっているから1430万件も無い」という主旨発言がありました。

ということは、もらえるべき年金をもらえずに亡くなってしまった方がたくさんいるということで、「もう死んでしまっているから問題ない」とでも聞こえる発言はとんでもない感覚です。

そもそもこの問題が発覚してからの安倍総理や柳沢大臣の答弁には、国民に対する謝罪の気持ちがまったく見えません。

挙句の果ては「この仕組みを作ったときの厚生労働大臣は菅直人だ」とか言い出して、責任転嫁しようと必死です。宙に浮いた年金問題は、年金データをコンピュータ化した時代からの長い期間の問題で、その大部分の時代は自民党が政権を担い、自民党が厚生大臣を務めていた時のことです。たまたま1期だけ違う時代があったからといって政権党の責任が免れるわけでもありません。

さらに1年間で完璧に解決できるようなことも言っていますが、現実的に考えてそんなに簡単にできるわけもありません。システムとしていろんな手法を使うとしても、あわせてどういう体制でどういう手順で詰めていくかをきちんと検討して解決策を提示しないと、たくさんの無駄金が浪費され、結局もとの木阿弥になりかねません。

民間の会社がこんなことをしたらたちまちつぶれます。

国会内にすべての会派での特別機関でも作って、その分野の専門家も入れて、しっかり対策を立てて欲しいものです。

因みに、僕も何回か転職し、厚生年金、国民年金を渡り歩いているので、とても危険なパターンです。さらに同姓同名、生年月日も同じ、田舎も隣町という人間がいるのも分かっています。早めに調べて見なければ、と思っています。