2007 年 9月

オフィスセキュリティコーディネータに合格!

オフィスセキュリティコーディネータ試験に合格しました!

この資格は、オフィスセキュリティマークの取得に対する支援を行うものです。この認証制度は開始されてからまだ1年程度しか経っていないのであまり知られていないのですが、ニューオフィス推進協議会が推進しているもので、従来のセキュリティ関係の認証制度より取得しやすく、中小企業のセキュリティ対策の入り口になるものだと思います。

セキュリティの認証制度としては、プライバシーマークがかなり普及してきていて、現在8,420社が認定を受けているようです。もう一つ、ISMS(Infomation Security Management System)という認証制度もあって、こちらは2,329社が認定されています。また、ITSMS(IT Service Management System)というITシステムの運用に関する認証制度も最近できています。

プライバシーマークやISMSなどが主に情報のセキュリティに着目しているのに対して、オフィスセキュリティマークの場合は、物理セキュリティに着目している点が大きな違いです。目に見えない情報と違って、部屋のレイアウトや鍵の管理、ファイルの管理、PCや記憶媒体の管理など、有形の経営資産が対象なので、セキュリティに慣れていない企業でも導入しやすい制度です。

ISMSなどは取得や維持がなかなか難しく、導入の壁は高いのですが、オフィスセキュリティマークならその点取り掛かりとしてはいいのではないでしょうか。

十社十色

中小企業のサポートに回るようになって、実にそれぞれが異なる顔を持っていて、十人十色と言う言葉があるように「十社十色」なんだ、と思ってきました。

ところが最近感じるのは、中小企業だけではなく、大企業でも十社十色なんだ、ということです。

僕は吉川武男教授の主催するBSC(バランス・スコアカード)研究会に入っていますが、ここでは毎月のように専門セミナーを開いて、具体的なBSC適用事例について事例研究を行っています。

今月の専門セミナーに出席した際、報告企業の日立ソフトエンジニアリングの幹部の方が、「日立の業績が落ち込んでいた時期、外資系のコンサル会社などがいくつも売り込みに来たが、どれを聞いてもなんか違うなあ、自社には合わない、という感じだった。いろいろ調べたり探したりして、結局BSCにたどりつき、自社なりのBSCの構築に取り組んだ。しかし決して簡単には成果は上がらないもので、自分の会社にあったやり方で定着していくには何年もかかった」ということを言っていました。

BSCは会社経営のツールとして大変素晴らしい手法だと思っていますが、決して答えがあるわけではなく、課題を洗い出して解決策を考え、それをマネジメントして行くやり方は結局それぞれの会社の独自の方法を編み出さないといけないのです。

大企業では、そういう一般的な理論やフレームワークを自社用にこなしていく人材と資本があるため、あまり外には出ないだけで、結局個々の会社なりのやり方を内部で作り出しているだけなんですね。

内部でそういうことを十分こなしていくだけの人材や資本を持たない中小企業においては、ITコーディネータのような外部人材がサポートしていくことが必要で、その方が中小企業側にとっても少ない投資で効果があげられるはずです。

その意味では中小企業に対するサポートは大変手間がかかる作業で、高いレベルの支援者(ITコーディネータなど)がそれに見合う報酬を受け取ってサポートできるような状況を作ることがどうしても必要だと思います。

地方でのITC自立方法を探る

昨日、ITコーディネータ長野の主催で、上記のテーマでのシンポジウムが開かれました。

今年の4月5日に長野まで出かけて、ITC長野理事長の荒井氏とじっくりお話したことがきっかけの一つとなったようで、こういうテーマでの公的な場での討論はおそらく初めてではないかと思います。

栃木からが僕が講師として招かれ、群馬の木島氏、山梨の岩田氏、富山の吉田氏、それからITコーディネータ協会の中塚氏(広報)も講師として招かれました。

それぞれの方の20分ずつの講演の後、2時間くらいのパネルディスカッションが行われ、予想外(?)に白熱しました。

各地域ごとに環境が異なり、またITC側の事情も個別に違うため、なんとか独立ITCとして自立したいという思いは同じでもアプローチは異なるようでした。ITCの活躍を望む声は確かにあり、ITCビジネスのマーケットも膨大なものがある、という点での認識は参加された皆さんが一致していて、またそういう中で、なんとか地方の中小企業を支援したい、という熱い思いも伝わってきました。

ITCの制度ができてすでに6年が経ちましたが、残念ながらITCが社会的に広く認知されている状態にはなっていません。個々のITCの方々の努力にもかかわらず大きなうねりになっていかないのはなぜなのか、もっといろんな場で検討、議論されないといけないテーマだと思います。

ITC個人の力量が不十分なのは、個々の人間として当然ですが、実際にビジネスが成り立っていく中で個人もレベルアップできるはずで、そもそも成り立たなければITC制度の存亡にかかわってしまいます。

日本の各地の客観的な状況(中小企業、ITベンダー、中小企業支援機関、文化や習慣など)の壁が当初考えられていたより複雑で乗り越えが困難なものだったんだろうとは思いますが、今問題になっている地域格差にも深く関係する問題でもあり、官民一体となって局面を打開する方策を打たなければならないのでは、と思います。

無責任な首相退陣

安倍首相がいきなり退陣表明をしてしまいました。

国会で所信表明をしてすぐに退陣なんて、実に無責任です。自衛隊の海外派兵を「国際公約」と言って(国会の決定がないままの公約なんでありえないはずなのに)いたはずなのに、それもどうするんだろう、って感じです。

ストレスによる胃腸障害という診断もあるようですが、一国の総理大臣がストレスで倒れないで欲しいと思います。我々一般庶民だってけっこう大変なストレスの中で働いていて、簡単に「辞める!」なんて言えないんですから。

そういえば「教育の再生」も安倍総理の大きなテーマでしたが、総理大臣がこんなザマでは教育的にもよくないんではないでしょうか。

自民党の総裁選は23日に投票だそうです。国会はそれまで何も進みません。参院選後にあれだけ批判を受けながら辞めずにいて、今頃政治の停滞を作らないで欲しいものです。

那須高原 弦楽亭 サクソフォン四重奏

那須高原にある弦楽亭でサクソフォン四重奏のミニコンサートが開かれました。

弦楽亭は、那須高原の別荘地の中にある木で作られた小さなホールで、3年ほど前に音楽好きなオーナー夫妻によって建てられました。前から一度来たかったのですが、知り合いの方から今回のコンサートのチケットを勧められ、初めて訪れました。

昨夜のコンサートは、東京芸術大学の同窓生により結成された「クローバー・サクソフォン・クヮルテット」の演奏でした。僕は中学、高校のころブラスバンドをやっていて、一時はプロの演奏家になりたい、と思ったくらいの音楽好きなので、とても楽しみでした。

4人のメンバーは、いずれも20代に見えました。大変若い方々でしたが、もう2年以上クヮルテットを組んでいるようで、息もぴったりでした。ブラスバンドやジャズのサクソフォンの音しか知らなかったので、とてもシンフォニックなやわらかい響きに心を奪われました。

会場は数十人でいっぱいになるような小さなホールでしたが、天井は7,8mもあり、木組みの建物に音がやわらかく響き渡り、感動でした。本当に久しぶりにプロの演奏を生で、しかもすぐ近くで聞けて、心が洗われる思いでした。また弦楽亭のコンサートにも行きたいし、「クローバー・サクソフォン・クヮルテット」の演奏も、別の機会に再度聴いてみたいと思います。

[コンサートが終わった後の 那須高原 弦楽亭]

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「1000円のアレンジは作れません」(!?)

先日、あるスーパーの花屋さんで見たこと。

「1000円くらいで何か適当にアレンジを作って欲しい」と言って来たお客がいました。それに対して店員は「(フラワー)アレンジは1500円からです」とそっけない返事・・・・。そのお客は何も買わず(買えず)に帰って行きました。

お店の冷蔵庫にはたくさんお花があって、中にはそろそろ枯れるんじゃないか、という花もありました。生花は売れなければ枯れて捨てるしかなく、花屋さんの最大の悩みはそれだと思います。多少日にちが経った花も含めれば、安いアレンジを作るのはそんなに難しくないはずです。何も1500円にこだわらなくても、1000円程度になるように、みつくろって作ってあげればいいのに、と思いました。

商売っ気がないというか、不親切というか、、、
大阪や名古屋では絶対にこんなことはないだろうに。