2008 年 1月

「ねんきん特別便」の無駄遣い

社会保険庁が送付した48万人の「ねんきん特別便」のうち、訂正を求めてきた人はわずか5%だそうです。

もともとこの「48万人」分は記録が漏れている可能性が高い人たちで、その結果未回答が6割以上、回答してきた人たちの中でも「訂正あり」がわずか2万人しかいなかったのは、やはり当初から言われてきたようにこの「特別便」に不備があったのではないか、と考えるのが自然です。

厚生労働省も内容の見直しに乗り出すようですが、これで「特別便」の再送が行われるようになれば、また数百億円が無駄になります。

「なりすまし」を警戒して、あくまでも「申請主義」にこだわるお役人たちのやり方を見るにつけ、こういう問題の根深さを感じます。

本当に国民の立場に立って物事を事前によく企画すれば、最初はお金と手間がかかったように見えても結局トータルではコストがかからなくなります。国民の税金で安定した仕事についている方々にはよく考えてもらいたいものです。

ふるさとからの便り

突然、中学時代の同級生から宅急便が届きました。

開けてみると、干し柿や干いも、リンゴ、野沢菜が入っていました。田舎は長野県の南の方にある飯田市というところですが、「市田柿」というけっこう有名な干し柿のブランドがあり、子供のころは僕の家でも干し柿を作っていました。

秋になると庭の柿の実を収穫し、母が手を真っ黒にしながら皮をむいていたことを覚えています。2階の軒下につるした柿が正月ころには真っ白に粉をふいて、元旦の歯がためで食べたものです。

荷物を送ってくれたTちゃんは、年賀状でのやり取りだけで10年以上会ったこともないのですが、僕の年賀状を見て「頑張っているようだから」と送ってくれたんだそうです。離れていても中学時代の同級生として少しでも気にかけてくれていることがうれしくて、とっても暖かい気持ちになりました。

Tちゃん、ありがとう!

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製紙会社の偽装

年賀はがきの「古紙偽装」に続いて、コピー用紙などの再生紙も品質表示の偽装があきらかになってきています。

年賀はがきは「40%」のはずが「1~5%」、コピー用紙では「古紙100%」が実は「1割」しか含まれていないそうです。当初報道された日本製紙だけでなく、北越製紙、三菱製紙、大王製紙、王子製紙でも同様の偽装が行われていたとのことで、要するにほとんどの会社で偽装されていたということです。日本製紙では96年ごろからそういう実態を把握していた(というより幹部の指示で行われたのでしょう)ようです。

「いい加減にしてくれ!」と言いたいですが、本当にここらで経営者の姿勢、経済界の姿勢を根本的にチェックすべきではないでしょうか。

利益をあげればあとはどうでもいい、という企業のあり方はどこから生まれてきているのか、それぞれの会社や業界の事情もあり、経営環境の厳しさもあるのですが、だからといってそういう偽装やごまかしがずっと続けられるわけでもありません。もっと冷静になって、長期的・多面的な視点での会社の発展、顧客への商品・サービスの提供の継続を考えるべきではないでしょうか。

資本主義の社会である以上、儲けは上げなければならないのですが、だからこそ短期的な財務の視点(この四半期の利益があがる、など)だけではなく、顧客から見た企業の存在価値、従業員から見た会社の良さ、従業員の人生と会社の発展の関わりなどを考えて、まっとうな仕事で適正に利益をあげる方法を見つけなければならないでしょう。それができなければ、残念ながら企業は存続できないものだとあきらめましょう。

2008年のスタート!

正月休みも終わり、世の中も動き出しています。

今年の年賀状に書いた文章です。
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日々、「よく生きていられるなぁ」と思いながらの3年半でしたが、ようやく地元に根を下ろし始めた、という感じです。皆さんに感謝!です。

2001年に植えた家の周りのコニファーも背丈の倍以上に成長し、ちょっとした森になりました。

今年はやっと安定した収入の道が見えてきそうなので、「中小企業のIT経営支援」を旗印に掲げて一歩一歩前に進んでいこうと思っています。 本年もよろしくお願いします。