2008 年 2月

小さなお店の大きな挑戦 ~Web日光の取組みとIT経営(2)

27日のセミナーで使用した講演資料です。

「IT経営のススメ(Web日光紹介講演用)」

いつも訴えている「IT経営のススメ」ですが、Web日光の紹介も入れて、今回のセミナー用に少し手を入れました。

Web日光の方々のお話を聞いて思ったのは、

1.「このままではやっていけない」という危機意識が根底にあること。業種によって、あるいは生い立ちによって事情は異なりますが、今までのやり方を続けていくだけでは将来に希望が持てない状況であることは共通しています。

2.そこでただ「困った」と頭を抱えているだけではなくて、お客様のことを考え、自分が何ができるのか、を真剣に考え、前に踏み出していること。その中でITという手段を見つけ、結果がはっきり見えていなくても、とにかく一生懸命取り組んでいること。自社の強みを見つけることは意外に難しいものですが、前に進みながら何とか見つけ出している、あるいは見つけようとしていることです。

3.Web日光という集まりが着実に進んできているのは、やはりグルメミートワールドの田村社長の存在があったからでしょう。日本中どこにでも悩みながら前に進んでいる経営者の方々はいるのでしょうが、こういうITを意識した集まりができ、それが成果を上げていくには、中心になる人が必要です。それが日光市にはいた、ということでしょう。そこに熱心な仲間が集まって大きな活力が生まれているのだと思います。

富山にも同じような集まりがあります。オリジナルTシャツなど、ネットからの受注だけで会社を運営している株式会社レスターの清水社長が作っている「本気で儲ける会」という集まりです。IT経営百選の最優秀賞を受賞した会社ですが、自発的に地元の小規模企業の方々を集めて会を作っています。

大きな成功事例もいいですが、こういう小さな、しかし貴重な集まりに対しても評価し応援していくことも大切なのではないでしょうか。

小さなお店の大きな挑戦 ~Web日光の取組みとIT経営

栃木県産業振興センターのIT講演会で、セミナーを行いました。

今回は県内の進んだ取組みを、ということで、僕が紹介したWeb日光の取組みが主テーマでした。

Web日光は、日光市の小規模事業者の集まりで、株式会社グルメミートワールドの田村社長が中心となって1年ほど前から行われている集まりです。現在は14人くらいが参加していて、今市の日光街道沿いのレストランで毎月開催される例会には7,8割の方が出席します。仕事が終わった夕方から集まり、深夜の2時、3時まで、経営のこと、インターネットのこと、ITのことなどを飲みながら議論しています。

今日のセミナーで自社の経験を語っていただいたのは、中心になっている株式会社グルメミートワールドの田村社長のほかに、沼尾デンタルクリニックの沼尾氏、クリーニングブランドの柳原氏、新関東観光株式会社の小野崎氏の3名です。

tamura.jpg 田村氏  mumao.jpg 沼尾氏

yanagihara.jpg 柳原氏  onozaki.jpg 小野崎氏

6本ものブログを書いている沼尾氏が統計を取ってみたら、「ホームページを見て来た」という新規の患者さんが10%いるそうで、ローカルな範囲を対象にしているにもかかわらず予想外の効果だそうです。

クリーニングブランドの柳原氏が最近たまたま気がついて始めた「馬着クリーニング」は、サイトを立ち上げて2週間で問い合わせがあり、今もホームページは未完成なのに月に10件くらいの問い合わせがあるそうで、全国でもただ一ヶ所の馬着クリーニング専門店としてマーケットをつかみ始めています。

小野崎氏は写真館と旅行代理店のビジネスの将来に悩み、インターネットに活路を見出そうとしています。「自社の強みは何だろう」と真剣に考え、足尾のポータルサイトの立ち上げを通して地元産品の販売サイトを展開しようとしています。彼は自分のブログに半年で1000本の記事を書きました。

栃木県の片田舎でこんな活発な取組みが行われていることを誰も知りません。全国的にも稀有な例だと思います。こういう動きがあちこちで広がっていくようになればなぁ、と思います。

まとめとして僕もIT経営について少し話させてもらいました。30人以上の参加者があり、短期間での準備で心配していましたが、盛り上がったセミナーになりました。セミナー参加者の皆さん、Web日光の皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。m(__)m

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そういえば、今日は僕の誕生日でした。。。

庭のジョウビタキ

隣りの空き地の茂みから、時々ジョウビタキが遊びに来ます。

今日見たのはメスで、オスに比べるとちょっとほっそりとしていて、色も地味です。地面に近いところをちょこちょこ飛び回っていましたが、また茂みの中に戻っていきました。

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IT経営の成功事例としてBCNに紹介(その2)

先日の成功事例紹介記事の第2弾です。

ツカサ精密の渡邊社長と出会ってからシステム導入に至るまでの経緯が書かれています。ポイントは、ITはあくまでも手段であって、その前にIT導入の目的を明確にしなければならない、まず経営戦略から考えなければならない、ということでした。渡邊社長はそのことに大いに共感してくれました。

そこから始まったツカサ精密様との付き合いも、そろそろ3年になります。最近思うことは、企業の改革は時間がかかること。何か取り組んですぐに効果が出る、というようなことはまれな例で、会社の成長は人間の成長と同じように時間がかかります。社長さんも、それをサポートする我々のような立場の者も、そこをしっかりと認識しなければなりません。長くしっかりとお付き合いしていきたいと思います。

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IT経営の取り組み事例紹介セミナー

今月の27日に、栃木県産業振興センター主催で「平成19年度IT講演会」が開かれます。そこでWeb日光の取り組みが紹介されます。

昨年11月に開いた「IT活用支援研修:成功したい社長のためのIT経営」が大変好評で、産業振興センターから2月か3月に同じような内容で開催できないか、との打診があり、 実現したものです。Web日光の取り組みを紹介する案と、東京大田区の製造業の取り組みを紹介する案がありましたが、やはり県内の意欲ある取り組みを紹介したほうがいい、ということでWeb日光を取り上げることになりました。
タイトルに「小さなお店の大きな挑戦」とあるように、Web日光の方々の取り組みは、どんな小さなお店でも、最新のITを安価に上手に使えば何か新しい道が拓けるかもしれない、という希望を感じさせるものです。こういう取り組みが狭い地域で13社も参加して続いているのは全国的にもとても珍しいことで、その意義は大変大きいと思っています。

誰でも参加できますし、参加費も無料ですので、お時間のある方は気軽に参加してください。僕も司会をしながら、まとめとして「IT経営のススメ」と題して講演します。

IT経営の成功事例としてBCNに紹介

ITビジネス情報紙「週刊BCN」に、僕の取り組み事例が紹介されました。

3年前から支援させて頂いている精密板金加工業のツカサ精密様(宇都宮市)での取り組みです。

当初、システムのリプレースの話から始まったのですが、経営戦略からやりましょう、との提案に共感して頂き、それから3年になろうとしています。社長や従業員の方々に信頼を頂き、システムの構築、運用だけでなく、会社のさまざまな業務改善を支援させて頂いています。

2回の連載で、今回は1回目の記事です。

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2年ぶりの積雪

昨年の冬は、一度も雪が積もりませんでした。今年も、何度か雪が降ったのですが、積もるまでには至らず、今年も積雪なし?と思っていました。

雪が降ると生活上の不便がいろいろあるし、ジョギングはできないし、寒いし、、、などなど、いやなこともいろいろあるのですが、やはり冬は寒く、夏は暑い方がいい。那須あたりで雪が積もらないのは不自然です。

わずか3,4cmほどですが、今シーズンの初積雪です。

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家の裏側のコニファーの小径も、雪で真っ白。冬らしい景色です。

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ポストも可愛らしく雪の中に立っています。

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