2008 年 5月

ガソリン税の混迷

5月に入ってガソリン代が元に戻りました、というより、もっと上がりました。今週の初めには118円/Lだったのがいきなり150円/Lになってしまいました。

衆議院は自民・公明の圧倒的多数、参議院は野党の多数、という中での1ヶ月だけの暫定税率廃止。「暫定」が30年も続く異常は是正されなければならないし、年間25000kmも車で走る僕にとってはガソリン代は大問題なのですが、地方自治体の財源問題も無視できません。与党と野党の勢力が拮抗する中で、国民の立場に立った議論をする成熟した政治を進めて欲しいものです。

さらに連休明けに問題になりそうなのが道路整備財源特例法の改定です。これは道路特定財源の法的根拠となるもので、今後10年間にわたり道路特定財源を維持する法律です。福田首相は道路特定財源を2009年度から一般財源化する、と言っていますが、その方針とは明らかに矛盾します。

一方で「来年から一般財源化する」と言い、一方で10年間道路特定財源を維持する法律を作る。このようなことが平気で行われる日本の政治のモラルの低下を感じます。政治のモラルの低下が経営のモラルの低下につながるのではないか、教育のモラルの低下につながるのではないか、さらに日本全体の低下につながるのではないか、とても危険な状況だと思います。