2008 年 7月

農業とIT経営

7月初めから県内のJAを回っています。
もともとは栃木農産物マーケティング協会のサイトのリニューアル支援だったんですが、マーケティング協会の会員は県下の単位JAがメインであるため、その要望に沿った再構築をするためにヒアリングが必要になったためです。

これまでに8ヶ所のJAを回り、残りは2ヶ所なんですが、そこで感じたこと。

1.Webの活用(ホームページの活用)ができている(活用をしっかり意識している)ところはほとんどない。JAの概要説明、パンフレット代わりのレベルで、誰に対して情報発信しているか、も不明確。

2.自JAの強み、特徴について、認識していないところが多い。「ウチは何にもないなぁ」と言いながら、いろいろお話していくと面白い取り組みが出てくる(思いつく)ことがあったりする。案外、自JAの中の生産者の動きもつかんでなかったりする。

3.それでもさすがに今の時代、なんにもやってないところはない。どこでも何かの取り組みをしている。それぞれのJAでお会いしたのは、販売部門の課長さんクラスが多かったから、その方がつかんでない例も多いのではないか。

4.全般にITに関しての認識はとても遅れている。中小企業に比べても遅れている気がする。農業分野の特徴なのだろうか。逆にIT活用の余地は大変大きいとも言える。

IT経営の観点から見ると、農業分野は本当に未開拓の分野に見えます。この分野でもITコーディネータの活躍の余地はたくさんあると思います。

帰らないお父さんたち

「家に帰らないお父さん」が増えているんだそうです。

仕事で遅くなって「帰れない」のではなく、「帰らない」のだそうです。

「家に帰ると睡眠時間が2,3時間しかとれない」「2時や3時に家に帰ると妻や子供たちに迷惑がかかる」

週に4日間家に帰らず、カプセルサウナに泊まるのだそうです。

東京に新幹線通勤していたころも絶対帰宅していた僕にはよくわからないのですが、この背景には長時間労働を強いられる日本のサラリーマンの実態が見えます。

家族とのつながりが希薄になっている、ということもあるのでしょうが、最初からそういう状態だったのではなく、仕事の実態がそういう家庭の状態を作り出したのではないかと思います。

日本は豊かな国なのでしょうか?

共通EDI事業の進展のカギは?

全国中小企業団体中央会の補助金事業として、栃木EDI推進コンソーシアムとして取り組みが始まっています。

当面は、8月末を目指して、プロトタイプを作成することを目指しています。とりあえず動く状態を見せられるようなものを簡易に作ることによって、EDIや簡易生産管理ASPに対するイメージを持ってもらい、参加企業を増やしていきたいと考えています。

東京と名古屋でも同じようなコンセプトの作業が進んでおり、情報交換しながら進めています。来年初めには実業務での運用が始まりますが、これを進めていくためには企業側に対する個別支援が必須で、ITコーディネータがこの活動に参加してくることがカギになるだろうと思っています。

大型店舗が次々開店したが、、、

6月から7月にかけて、自宅から車で5分以内のところにイオンとアウトレットがオープンしました。

特にアウトレットの開店の影響が大きくて、付近の道路が連休3日間ずっと渋滞。那須に住んで8年間、渋滞とはほとんど縁がなく、自宅近くの買い物に出かけるのに渋滞を気にしたことはありませんでしたが、これからは注意しないとはまってしまいそうです。

イオンは開店初日くらいはさすがに混みましたが、その後は駐車場が埋まることはなく、常に半分くらいしか車は停まっていません。半径15kmくらいの商圏を考えているようですが、実際、日用品を買うのにわざわざ隣町、隣の隣町まで来るかどうか疑問です。毎日の買い物はやはり近場にないと利用できませんし、車で1時間もかけて買い物に来る習慣はないような気がします。

アウトレットは、ブランド品の店が多く、ここら辺(栃木県北部や福島県南部)などでは通常見られない商品もたくさんあるので、とりあえずは支持されるでしょう。

市内では、もうひとつ大きなホームセンターが移転して新装開店しました。今まで市街地の中心にあったホームセンターが郊外に移転したので、僕にとっては不便になりましたが、これらもいずれ淘汰されていくのかもしれません。

こういう流れがいつまで続くのか、また一部には地域活性化につながるという期待をもっている方々もいるようですが、どうも疑問符が多いように感じます。小さな商店や会社が地道に積み上げる道こそが長期的には力になるのではないでしょうか。そのために最新のITを安価に活用する手立てを探りたいものです。