2009 年 12月

2009年から2010年へ!!

今年も大晦日になりました。

昨年来の大不況の中で、よく生きてこられた---
この1年を振り返って大げさではなくそんな感慨を持ちます。

独立して5年になり、軌道に乗りかけたところでの厳しい経済状況で、一時はどうなってしまうんだろうと不安になりましたが、たくさんの方々のおかげで乗り切ってきました。

ITコーディネータとしての存在価値はどこにあるのか、ITCでなければできないことはなんなのか、自問自答し続けています。お客様にとって価値ある仕事をしていきたい、その中で、日本のIT経営の文化を変えていきたい。。。

来年に向けて改めて決意を固めています。

会社は株主のためにある?

アメリカ的な「株主第一」思想がまだまだはびこっています。

最近「日本でいちばん大切にしたい会社」いう本を読みました。法政大学の坂本教授が書いた本です。
そこには、企業のステークホルダー(利害関係者)に対する順番が書かれています。

第1、社員とその家族
第2、外注先・下請企業の社員
第3、顧客
第4、地域社会
第5、株主、出資者

企業は利益をあげないといけない、だから利益を上げるのが、そしてその利益を株主に還元するのが最優先の責任である、あるいはお客様は神様で、顧客の満足度をあげるのが最優先である、という経営が普通に言われることですが、ここでは異なる立場を主張しています。

社員が、そして社外社員とも言うべき外注先の社員が幸せにならなくて、どうしてお客様を感動させるような商品・サービスを提供できるのか、自分の所属する会社に対して不信や不満を持っているようでは、本当の笑顔でサービスすることなどできるわけがない。地域社会にとってなくてはならない会社になること、この会社にこそ息子や娘を入社させたい、と思われるような会社になること、それなくして継続的に地域社会の一員として生きていくことはできない。

今年、栃木県内にある大手企業の工場では、次々とリストラが行われ、11工場が閉鎖されました。整理の対象となった従業員は6000人を超えると言われています。家族や関係者、下請けの企業等を含めれば、その影響は数万人に及ぶでしょう。東京都が用意した年末の派遣村は予定していた定員を超えてしまって、あわてて新たな場所を探しています。来年もしばらく厳しい状況が続きそうです。

こういうときにこそ、改めて自社の存在意義、誰のために、何のために、存在しているか、考えてみる必要がありそうです。

そんなにがんばらないで・・・

お客様のために、会社のために、上司に言われたから、、、

あなたはがんばりすぎていませんか?

人間の精神は肉体より強いのです。脳が生み出す精神や価値観は、その脳自信を滅ぼすまでがんばり続けます。

江戸時代は「切腹」という文化がありましたし、戦争中は玉砕ということもありました。21世紀になっても自爆テロ。この平和な日本でも、10年以上にわたって年間3万人を超える自殺者がいます。過労死は世界共通語になっていますし、仕事のストレスでうつ病になる人はたくさんいます。

僕の周りにもうつ病になったり、うつ病予備軍だったりする人たちが何人もいます。

自らの肉体を滅ぼすまでがんばるのはやめましょう。自分が気持ちよく、楽しく、やる気を持って仕事ができるのが当たり前の状態で、そうでなければちょっと足を止めて考えてみましょう。たちの悪いことに、精神を病むときは、本人の自覚はほとんどないことです。周りで気をつけてあげましょう。