ITCの活動は社会変革の”運動”

今日は長野市に行って、長野県ITコーディネータ協議会理事長の荒井氏と会談をしてきました。

目的は、僕が理事を務めさせて頂いているITマネジメント・サポート協同組合(ITMS)として地方のITコーディネータ組織あるいは地方で活動しているITコーディネータの方々との協力や連携の道を探ること、もう一つは、僕自身の問題意識として、地方で独立してITコーディネータの活動をしている立場での経験交流・情報交換でした。

長野市街地から車で戸隠方面に向かい、戸隠の山の中で戸隠そばを食べながら、5時間余りの長い時間、じっくりとお話をしました。

印象的だったのは、荒井氏の「ITCの活動は社会変革の”運動”である」という言葉でした。
確かに、ITコーディネータのやろうとしている「IT経営」というのは今までに無かった考え方です。IT活用をITベンダー側からではなくユーザー企業(特に中小企業)側から捉えてその戦略的活用を進めるというのは、今までの常識をくつがえす内容を伴っており、日本の産業のあり方を大きく変えるものでしょう。

それだけになかなか難しい取り組みで、全国的にも模索している状態を脱してないと思いますが、可能性はとても大きく、大きな潜在的マーケットがあります。そういう点での認識は荒井氏とまったく一致していて、大変心強く思いました。

長野県は、栃木県とは違って商工会議所や銀行との接点がしっかりできており、以前からの県や自治体との関係も4年間続いていて、うらやましい限りです。今年度からはさらに公的機関との連携の機会が増えるとのことで、産業創造機構との協力でITCが活躍する新潟県と同様の状況が生まれる可能性もあります。

ただ残念なことに受け皿としてのITCのパワーが不足しているらしく、チャンスが生かしきれていない面もあるようです。
それぞれの事情があるものだと思いました。

今、長野県では、田中前知事がやらなかった県の中長期計画の策定準備が進んでおり、それに向けて他県のITCの知恵も集めて提案を作ろうか、という話も出ました。大変興味深い話で、できれば協力して取り組みたいと思いました。また、市町村への働きかけや長野県でのビジネス開拓などでの協力の可能性を感じました。

僕は長野県の生まれ(飯田市)で、長野市も高校生のころや名古屋にいたころは時々行っていました。今回は10年ぶりくらいで、なつかしい旅にもなりました。

2 件のコメントがあります

  1. kochan さんからのコメント:

    こんにちは、富山の清水です。
    ご無沙汰しています。

    富山の本気で儲ける会の本年度の活動計画を練っているところですが、今度12日の幹事会にITコーディネーターの方にも出席していただいて、
    ホームページのアクセスアップや売り上げアップだけではなく、それぞれのメンバーの企業にとってのホームページの役割やポジションを確認して、何を武器に戦って行くのかまで、踏み込んだ活動にしたいと考えています。

    本年度の早いうちにITコーディネーターの方を講師に迎えて、それぞれの企業の方向付けと、具体的な目標を決めて、目標値と実績をメンバーに公開してメンバー全員が勝利できる会にして行きたいと思います。

    機会があったら是非、富山にもお越しください。
    アドバイスいただければ嬉しいです。

  2. ITC福沢 さんからのコメント:

    清水さん、こちらこそご無沙汰しています。
    新たなチャレンジをされているご様子は、mixiの日記で拝見しています。
    レスター様のサイト http://www.rester.co.jp/)も、機会があるたびにいろんな方に紹介させて頂いています。

    OSMCの方々のネット利用のレベルには感服しますが、やはり企業の戦略、マーケティング戦略からの位置づけや、バックヤードのIT化とのバランスも大切だと思います。
    最近、10年間かけて業務のIT化を独力で進めて来た企業に行き始めていますが、そこでも会社全体の戦略やバランスを考えたIT活用の必要性を感じて、ITコーディネータにサポートを依頼してきました。

    富山の吉田氏とは何回かお会いしています。熱心な方で、ITCの世界では今注目の地域になりつつあります。
    機会があればぜひお邪魔したいと思います。
    また手持ちの資料も別途お送りしますので、よかったら参考にしてください。

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