メタボリック症候群を10%減らす

厚生労働省がメタボリック症候群を2012年度までに10%減らす、とう方針案をまとめたそうです。

国民の健康のために政府が動くのはもちろんいいことですが、少し心配もあります。

一つは、最近流行の「数値目標」が一人歩きして、つじつまあわせにならないか、ということです。実態が伴わないのに、数字だけ「達成」となって、その後目が向けられなくなるということにならないようにして欲しいものです。

もう一つ、メタボリック症候群の原因となるのは「生活習慣」です。生活習慣の中には、労働の実態も当然含まれていて、個人の努力ではどうにもならないことも多いはずです。

例えば、健康が心配でスポーツをしようと思っても、毎晩残業で遅くなり、休日も出勤、みたいな状況ではスポーツの時間もとれません。身近でスポーツしようと思っても施設がない、民間のジムではお金がかかる、適切な指導者もいない、などなど、今の日本の働く方たちの回りは、ないないづくしです。

昔から、早寝早起き、3度の規則正しい食事、適度な運動の3つが「健康三原則」と言われますが、これらを実際の生活習慣にするには個人では超えられない壁があります。

厚生労働省の目標を達成するには、一つの省だけでなく、政治全体の取り組みが必要でしょう。

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